Ubunutu 7.10 Gutsy GibbonをVMwareにインストール

とりあえず、テスト利用のため(というよりは開発環境をノートPCで持ち歩くため)VMware上にインストールしてみた。
自分が困ったのはインストール後の再起動で、OSが落ちなくなってしまいどうにもならなくなったこと。

  1. VMWare Playerダウンロード
  2. isoダウンロード
  3. QEMUQEMU launcherでVMware用Diskイメージの作製
  4. VMware用設定ファイル作製
  5. OSインストール
    • インストール後の再起動でOSが落ちなくて困った。
  6. 再起動前の設定
  7. ディスプレイの設定

VMWare Playerダウンロード

省略(いきなり感じ悪い)

isoダウンロード

OSのCDイメージ(iso)ファイルはUbuntu日本語サイトからダウンロード先が見つかるが、リリースされたばかりなのでまともにダウンロードできない場合は、Bittorrentでダウンロード。
ダウンロードページでミラーを選択してダウンロードするか、ダウンロードリストからBittorrentファイルを取得してP2Pでダウンロードする。
Bittorrentが分からない人はOpera9.0以上でも入れれば自動でBittorrentでダウンロードしてくれる。

以下をBittorrentでダウンロードした。
デスクトップ版は日本語ローカライズ版を使用(以下のインストールに使ったのはこっち)
http://cdimage.ubuntulinux.jp/releases/7.10/ubuntu-ja-7.10-desktop-i386.iso.torrent
サーバ版
http://releases.ubuntu.com/releases/7.10/ubuntu-7.10-server-i386.iso.torrent

QEMUQEMU launcherでVMware用Diskイメージの作製

QEMU(たぶんここらへん)とQEMU launcherというものを探してダウンロード&インストールする。
*1

  1. QEmuL.exeを起動して、歯車マーク(設定)をクリックして、QEMUのパスをセットする。
  2. QIfe.exeを起動して、ファイル名(拡張子を.vmdkにする)、フォーマット(VMWare..を選択する)、ファイルサイズ(10GBとか20Gとかにする)をそれぞれセットしディスクイメージを作製する

VMware用設定ファイル作製

以下のような設定ファイルをテキストで作製し、拡張子を.vmxにする"...."部分は適当に調整。

config.version = "8"
virtualHW.version = "4"
scsi0.present = "TRUE"
scsi0.virtualDev = "lsilogic"
memsize = "512" ....256〜512とか各自調整
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "Ubuntu-7.10-Desktop.vmdk" ....QEMUで作製した.vmdkファイル
ide1:0.present = "TRUE"
#ide1:0.fileName = "auto detect" ....まだコメントアウト
#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw" ....まだコメントアウト

ide1:0.fileName = "C:\ダウンロードしたISOのパス\ubuntu-ja-7.10-desktop-i386.iso" ....ダウンロードしたISOのファイル
ide1:0.deviceType = "cdrom-image" ....
floppy0.fileName = "A:"
Ethernet0.present = "TRUE"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
sound.fileName = "-1"
sound.autodetect = "TRUE"
displayName = "Ubuntu 7.10 Desktop - ja" ....自由
guestOS = "ubuntu"
priority.grabbed = "normal"
priority.ungrabbed = "normal"

floppy0.startConnected = "FALSE"

uuid.action = "create"

このうち以下はインストール時に使う。

ide1:0.fileName = "C:\ダウンロードしたISOのパス\ubuntu-ja-7.10-desktop-i386.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

以下はインストール後にコメントを外して使う。

#ide1:0.fileName = "auto detect"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"

かならず、ここまで作った二つのファイルをZipかなんかでまとめて保存しておく。インストール失敗して、同じこと繰り返すハメになることがよくあるので取っておく。

OSインストール

VMware playerで作ったファイルを開くとインストール開始。あとはUbuntuに任せる。自分の場合はインストール後に再起動をしようとしたらOSが落ちなくて、何も出来なくなったので。OSインストール後の再起動は、「このままLiveCDを使い続ける(みたいなやつ)」を選択して、手動でシャットダウン(再起動ではなく)した。
再起動前に以下の設定をする。

再起動前の設定と起動

.vmxファイルのうち以下を

#ide1:0.fileName = "auto detect"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.fileName = "C:\ダウンロードしたISOのパス\ubuntu-ja-7.10-desktop-i386.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
#ide1:0.fileName = "C:\ダウンロードしたISOのパス\ubuntu-ja-7.10-desktop-i386.iso"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

に変える。
ここまでの状態は、すべてZip圧縮して、別の場所に保存しておく。

ディスプレイの設定

VMwareUbuntuを起動したら多分ディスプレイの設定がでかすぎるので以下からディスプレイを変更する。

システム > システム管理 > モニタとグラフィックスカードの設定

以上かな。
あとは煮るなり焼くなりご自由に。


さて、本業に戻ります


http://www.ubuntulinux.jp/
http://www.ubuntulinux.jp/products/GetUbuntu
http://releases.ubuntu.com/releases/7.10/
http://cdimage.ubuntulinux.jp/releases/7.10/ubuntu-ja-7.10-desktop-i386.iso.torrent
http://releases.ubuntu.com/releases/7.10/ubuntu-7.10-server-i386.iso.torrent

*1:QEMUVMwareとは別の仮想マシンQEMU Launcherはコマンドラインで利用するQEMUGUIで起動するためのツール。QEMU Launcherに付属のQIfe.exeを使うとコマンドラインを使わずにVMwareのディスクイメージが作れる。
QEMUだけでも作れるのでオプションで悩むのが嫌な人だけ使う。