二十世紀の予言

http://www.is.kyusan-u.ac.jp/~miyazaki/lecture/ensyu02.htm
先日、「二十世紀の予言」と書かれた新聞切抜き(最近掲載された記事っぽいです)を見かけることがあったのでちょっとまじまじと見ていろいろかんがえさせられた。明治34年(1901年)の記事。

数十年単位で将来実現される技術予想的なものはよく目にするきもする。そういう記事では大抵、電話は小さくなって腕時計サイズになってたり、SFに出てきそうな流線型の乗物が走る未来がかかれていて、しかも、その予想が結構実現されていて感心したりするもんだ。100年以上前っていうのはその当時の科学的根拠を想像するとそのイマジネーションに改めて驚いた。

以下、引用

2.遠距離の写真

「数十年後、ヨーロッパで戦争が起こった時、東京の新聞記者は、編集局にいながら、電気の力で、その状況を早撮り写真にとることができる。しかも、それはカラーだ。」

すげー。出来てるできてる。「それはカラーだ」にちょっとうけた。

6.空中軍艦、空中砲台

「ドイツのツェッペリン式の飛行船は、非常に発達して、空中に軍艦が飛び、空中戦争が起こる。そのために空中砲台が浮かぶことになる。」

ライト兄弟が有人動力飛行に成功したのが、1903年12月17日らしいので、この当時、多くの人の中には飛行機という概念自体がなかったのかもしれないってところが新鮮。

11.写真電話

「電話口には、話す相手の姿が映る電話ができる。」

そう!それテレビ電話っていうんだよ!

21.人と獣の会話自在

「動物のことばの研究は進歩して、小学校に獣語科ができ、人と犬、猫、猿とは自由に対話することになる。したがって、お手伝いさんなどの仕事の多くは犬によって占められ、人が犬を使う世の中になる。」

ちょっwwwそこまではww
あ、でも介助犬とかってすごいかも。

22.幼稚園の廃止

「人間の知能は遺伝により、非常に発達する。そして、家庭に無教育の人はなくなり幼稚園は不要になって、男女ともに大学を卒業しないと一人前とみなされなくなる。」

って、それ、100年単位の進化じゃないだろw